都会で楽しむブルーベリー

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総責任者:渡辺 順司
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コンセプト

サイト制作コンセプト(Top Page Flashについて)
 なぜか、日本では「サイト」のことを「ホームページ」と呼ぶことが多い。しかし、正しくは「ホームページ」とは、そのサイトの「TOPページ」のみを指し示す概念なのである。

  よって、本来的には「サイト」という呼び方が正しく、「TOPページ(ホームページ)」は、そのサイトの「顔」ともいうべき存在である。

 常に新鮮さを損なわないために、企業のWebサイトは、そのTOPページは当然のこと、全体の構成さえも短い期間で更新が実施される。
  一方、営利性を伴わない趣味のサイトにおいては、仮にhtmlの知識やアプリケーション操作に長けていたとしても、相当な時間的余裕がない限り、コンテンツの充実が精一杯であろう。

  そこで、私は、本サイトのTOPページにおいて、画像データを入れ替えるという簡単な更新だけで、TOPページ自体の新鮮さを維持可能とする仕組みを考えてみた。
  基本的には、春夏秋冬という季節の各々に4枚の画像が当てはまられており、各季節をクリックすることによって、4枚の写真が順に表示される仕組みとなっている。しかし、そこで表示される4枚の写真がTOPページ自体の更新をすることなしに簡単に入れ替え可能となっている。
  つまり、Flashであるにもかかわらず、それ自体を作り直す必要もなく、そこに表示される画像が変更できるのである。なお、この写真の入れ替えについては、随時「What's New」において告知することとしている。



  また、多くのサイトにおけるFlashとは、閲覧者の意志に反して勝手に起動する場合が多く、不快感を生じることも少なくない。よって、本サイトTOPページにおけるFlashは、すべてクリックによって開始するという閲覧者の自由選択という形式を取っている。
  これは、Webサイト全体においては、意外にも相当に革新的なことであると考えているとともに、TOPページ自体を1つのギャラリーと位置付けている。



  サイト開設当初から「都会で楽しむブルーベリー」を象徴する六本木ヒルズ森タワーおよびレジデンスを背景とした南部ハイブッシュ系品種「サウスムーン(Southmoon)」の写真を本サイトのシンボルイメージとしている。
  そして、「Flash Start」をクリックすることによって、イラストと写真とが交差する動きが開始される。これは、最初に表示されるイラストという人工のイメージ的風景が、実は現実に存在している風景であることのサプライズを狙ったものである。当然、イラスト制作における写真の再現性にはこだわりを持ったのはいうまでもない。
  さらに、2005年夏のサイト全面改定後、秋の更新では、表示されているイラストあるいは画像をクリックすることによって、その2枚が入れ替わり、その対比を鑑賞できる仕組みとした。




  また、「総責任者:渡辺順司」という表現については、私自身、個人の趣味サイトということにおいては、オリジナルな発想と考えているが、サイト開設後の評価と反響にも面白い結果を生んでいる。
  同時に自らの認識を超えたネット社会の実情というものを考えさせられる極めて貴重な題材にもなったと考えている。

  評論家や弁護士、あるいは大学の教授やタレントなど、個人を売りにする職業などは、実名あるいは芸名をさらすこと自体がプロモーション効果を生むために有益であるのは当然である。
  しかし、営利を目的としない個人の趣味サイトでは、ネット上で実名をさらすことは、一般的には「百害あって一利なし」と考えられている。つまり、必ずなんらかのリスクを伴うという誤った認識が、個人情報保護法の成立をはじめとした社会背景が創り出してしまったような気がしている。
  私は、個人情報保護法など存在してもしなくても、個人情報などは簡単に流出するものであり、その有無にかかわらず、それに対するプロテクションこそが必要なことだと考えている。
  むしろ、その存在よって逆に隠蔽されてしまうものも出てくるわけで、その功罪の議論や弊害の甚大さの方に注目すべきであろう。

  また、ネット上における仮名性とは、多くの場合、その仮名性という安易さから無責任さの誘発という不道徳な方向に作用してしまっているのも事実だ。

  しかし、その一方で、常に良識を維持可能な知的強者でありながらも仮名性を貫く少数派が、確実に存在することがわかった。そして、その少数派は、わざわざ名乗るほどの者でもないという真の意味での謙遜さがある場合や、知名度の高い組織に属しているがために、その肩書きが邪魔となって、不本意ながら仮名である方々も少なからず存在するのである。
  しかし、ともに少数派であるがゆえに、ネット上という半バーチャルな世界では、愚かな多数派には対抗しうる術がない。自分も見えないが、敵も見えない。しかし、敵は圧倒的大多数なのである。

  以上は、極めて稀有な存在であるこの個人サイトの開設から生じた様々なコミュニケーションによって認識できた事実である。そして、それは私の既存認識や想像を遥かに超えたものであり、そのきっかけとなったブルーベリーに、題材としてのブルーベリーに感謝しているのである。

  すべてに開かれているネット社会は、多くの弊害をかかえながらも、それらを超越した最大の優位点を生み出したといえる。それは、良識ある知的強者同士のコミュニケーションの可能性を高めたことにある。良識ある真の叡智の結合は、圧倒的多数である負の力にも翻弄されない強さを持つとともに、現実の変革をも可能とする積極的原動力となりうるのである。
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