都会で楽しむブルーベリー

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総責任者:渡辺 順司
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環境の紹介

周辺環境(東京ミッドタウンプロジェクト)
 六本木旧防衛庁の跡地では、「東京ミッドタウンプロジェクト」による再開発が進行中である。
 「この街から、新しい価値が生まれる。」をコンセプトに、現在、開発が進められているが、その竣工は2006年の12月の予定となっている。
  ここに、また六本木ヒルズや泉ガーデンに次いで、高層ビルを中心とした複合都市が完成することになる。

  現在のところ工事は、その真っ只中で、どのようなイメージの空間となるのか、その全貌はいまだ見えてこない。
  しかし、その完成を待たずして、建築途中の地上54階となるはずのメインタワーは、周辺を圧倒するその工事風景によって、大都会の象徴的存在を鼓舞しているようだ。

  2005年夏、天空に伸びようとするメインタワーは、ラビットアイブルーベリーの収穫期と重なった。
  写真のブルーベリーは、アメリカからの開発品種が多いブルーベリーにあって、珍しくニュージーランドで開発されたラビットアイ系品種のオノ(Ono)である。
  「Ono」とは、ニュージーランドの第二公用語であるマオリ語で、英語の「six」に該当するもので「6」を意味する。
  1988年に同時リリースされた北部ハイブッシュ系の3品種であるプル(Puru)、ヌイ(Nui)、レカ(Reka)。そして、1991年にリリースされたラビットアイ系の2品種であるラヒ(Rahi)とマル(Maru)。
  それに続く6番目の品種が、このオノ(Ono)という品種なのである。オノ(Ono)という品種名は、ニュージーランドで6番目に開発された品種ということに由来している。同時にリリースされたウィトゥ(Whitu)とは、同じくマオリ語で「7」の意味を持ち、7番目に開発されてた品種ということのようだ。

  撮影の構図によっては、大型クレーンが完熟したブルーベリー果実に手を伸ばすようなイメージを醸し出すことができる。
  このような大型クレーンによる工事風景は、泉ガーデンや六本木ヒルズの建築中にも撮影したのだが、もう二度と写すことはできない貴重な瞬間だと思う。本来的に、写真というもの自体に瞬間を切り取るという要素が存在するのだが、このような瞬間はなおさらのことのように感じる。

  最後の写真は、2005年11月半ばの紅葉の写真である。
  綺麗な紅葉を見せる品種が多い北部ハイブッシュ系ブルーベリーは、早生品種ほど紅葉が早い。ウェイマウス(Weymouth)やアーリーブルー(Earliblue)に次いで早生品種とされるサンライズ(Sunrise)の葉も真っ赤に紅葉し、すでに散り始めであった。

  ほぼ同じ構図で撮影した夏の収穫時期の写真と比較すると、夏と秋の相違だけでなく、「東京ミッドタウンプロジェクト」メインタワーの工事進捗状況が非常によくわかる。これらは、もう二度と訪れない瞬間を切り取った東京の貴重な風景写真でもある。

  なお、旧防衛庁の跡地は、六本木交差点に非常に近いために、六本木と思われているが、地番としては六本木ではなく赤坂9丁目に位置している。






 


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