都会で楽しむブルーベリー

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総責任者:渡辺 順司
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環境の紹介

周辺環境(六本木ヒルズの建設風景)
 六本木ヒルズを象徴する森タワーとレジデンスのうち高層の2棟が、その全貌を見せ始めたのは、2002年の春である。森タワーは、最上階もほぼ完成していたが、レジデンス部分は最終の屋上部分だけがいまだ建設中である。
  2002年4月30日の写真では、当時としては日本最大級とされたクレーンが、森タワーに4機、高層レジデンスに計3機設置されていた。
  このクレーン向きは、次の5月3日の写真同様に早朝の6時を廻った頃の写真であるため、休止中の基本静止状態を示している。


 2002年5日3日、早朝の陽射しが反射した森タワーは、曇天だった4月30日の写真とは違う表情を見せている。
  本サイトの発信地では、南部ハイブッシュ系品種シャープブルー(Sharpblue)の幼果が膨らみ始めていた。幼果の時点ではピンと立った赤みを帯びた萼が特に美しさを感じさせる品種である。


 2002年5日26日の写真では、4機設置されていた森タワーのクレーンが1機のみとなっていた。また3機設置されていたレジデンスのクレーンも1機撤去されて2機となっているのがわかる。
 ブルーベリーは、南部ハイブッシュ系品種マグノリア(Magnolia)が、その幼果を膨らませていた。先のシャープブルーとは異なり、萼がほとんど目立たないのが特徴である。

 同じく2002年5日26日の2枚目の写真では、南部ハイブッシュ系品種のケープフィア(CapeFear)が熟し始めている様子が見られる。
 東京では、北部ハイブッシュ系品種では、極早生とされるウェイマウス(Weymouth)の熟期が6月初旬頃で最も早いのだが、暖地系である南部ハイブッシュ系品種の早生品種は、暖かい気象条件に恵まれると、さらに早い5月末に熟し始めることもある。


 2002年8日11日、最後に残った1機のクレーンも撤去され、六本木ヒルズ森タワーは、完全にその全貌を現した。いまだすべてのフロアが空室であるため、ガラスを多用した各フロアの外観は均一で整然としている。そのガラスを多用したイメージからは、実際にはあり得ないことだが、東からの太陽が反射していない場合には、背景の青い空が透けて見えるかのような印象を与える。また、竣工前であるため、森ビルのロゴマークである「m」も、いまだ掲げられてはいない。
 レジデンスのクレーンも1機のみとなり、六本木ヒルズの躯体工事は、すでに終焉を迎えている様子が伺える。

 その六本木ヒルズは、2003425にグランドオープンした。それから1年以上も経った2004年8日20日の写真では、各フロアのテナントも完全稼働しているため、竣工前の均一で整然としていた外観と比較すると、そのフロアごとの個性を見せ始めた。


 森タワーだけでなく、本サイトの発信地から臨む六本木ヒルズ全体の風景は、熟期も異なる多くのブルーベリー品種と調和を見せた。
  そして、朝、日中、夕景、さらには夜景など一日の時の流れや季節感など様々な表情を捉えることを可能とした。まさにそのテーマである「都会で楽しむブルーベリー」の貴重な背景素材だといえる。

 しかし、そのテーマである「ブルーベリー」ではなく、「六本木ヒルズの建設風景」ということにスポットを当て、撮影データを再構築してみたところ、このようなページを作成することができた。

 それは、私自身に最初からそういう意図があったか否かにかかわらず、極めて多くの写真を撮り続けながらも、その取捨選択を最小限にし膨大なデータを蓄積してあったがために可能となったともいえる。
  デジタルカメラも毎年のように新製品が発表され、進化し続けるのだが、その最も象徴的なものは、画素数の増加、つまり高解像度化だといえる。
  もちろん解像度だけがカメラの性能を決定するものではないが、画質においては、その優位性が最も端的にあらわれる重要な要素であることは確かだ。
 そして、常にその時点における最大の解像度を求めることとは、データ容量も常に最大であることを意味する。このページを作成するにあたり、数百ギガバイトに及ぶ過去の素材データの膨大さに、あらためて唖然としたのも事実だ。

  Web用の素材としては、それほどの高解像度は必要ない。しかし、常に解像度を最大に設定した撮影は、結果として写真の一部分だけをトリミングすることを十分に可能とする。

  実際に、最初の4枚の写真は、大きくトリミングを施したものであるが、2002年当時としては最高レベルの500万画素(2560×1960)という高解像度によって、少なくともWeb上では、それ以降のさらに解像度の高い写真とも全く遜色がない。

  2003年末からは、さらに高解像度の約800万画素(3264×2448)のデジタルカメラを使用している。この画素数での写真1枚のデータ量は、JPEG(Joint Photographic Experts Group)でも平均すると3メガバイトになる。しかし、その価値は十分にあると考えている。

 約800万画素の高解像度は、72dpi(dot per inch)のJPEGデータを商業印刷の基本である300〜350dpiに変換しても印刷に十分耐えうるものとなる。実際に、この高解像度で撮影した写真データを蓄積していたことによって「都会で楽しむブルーベリー」という書籍が誕生したともいえるのである。今年中には、1000万画素以上の高解像度の実力を検証してみようと考えている。

      ↑ 2002年4月30日

      ↑ 2002年5月3日

      ↑ 2002年5月26日

      ↑ 2002年5月26日

      ↑ 2002年8月11日

      ↑ 2004年8月20日










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