六本木ヒルズ森タワーでの万年筆展示

第一回展示(2007年3月1日~4月6日)

 ブルーベリーで築いた森ビルとの関係もあり、「万年筆ミュージアム」刊行後の2007年3月、六本木ヒルズ森タワー49階で万年筆の展示と書籍の紹介をして頂きました。このフロアには、アカデミーヒルズの会員制ライブラリーがあるため、書籍に関連した展示が毎月行われています。

 私が万年筆に興味を持ち始めた当初、過去の稀少な万年筆は、古い雑誌やムック本でしかを見ることができませんでした。それに対し現物を展示し公開していきたいと考えたのが、この法人所有の目的の1つだったのです。

 最初の展示(2007年3月)では、モンブランの「作家シリーズ」や「パトロンシリーズ」などをはじめとして稀少な万年筆の多くを解説付きパネルとともに一堂に展示しました。

六本木ヒルズでの展示

第二回展示(2007年9月29日~10月31日)

 さらに、同じく2007年秋には、映画「クローズド・ノート」(2006年東宝)での美術協力をきっかけに、「映画とワインと万年筆と」と題して2回目の展示が行われることになりました。

 この展示は、六本木ヒルズシネマで「クローズド・ノート」が封切られる9月29日にあわせて開催され、10月31日までの1ヶ月以上の長期間にわたるものになりました。映画を中心に、それに登場したり関連するワインや万年筆というテーマだったわけですが、そのようなシーンや関連性は丹念に探しさえすれば意外にも沢山あるもので、かなりの内容を盛り込むことができました。

六本木ヒルズでの展示

コラボレーションの成果

 また、この展示には東宝株式会社および20世紀フォックスホームエンターテイメントという映画配給会社2社の協力のもと該当映画のカットが提供されたため、非常に興味深い内容に仕上がったと思っています。さらに、毎年10月には国際映画祭が開催されることもあって、表参道とともにその舞台でもある六本木ヒルズは、このようなテーマには格好のスペースでもあったのです。

 私としては、この展示がブルーベリー関連を含めると3回目ということになりました。出会いとか縁というものは偶然なのかもしれませんが、それを展開し発展させていくものは斬新なアイデアや企画力そして行動力だと思っています。ブルーベリーをきっかとして万年筆の展示へと展開し、そこに新たな興味として加わったワインを絡めて発展させていくわけです。

 そのような連鎖によって、ワイン専門誌「ワイナート」のインフォメーション欄で、この展示が紹介されるということにも繋がっていくわけです。これは、映画とワインと万年筆がコラボレーションした成果なのです。

ワイナート掲載