パブリシティとPR効果について

媒体レビュー

 極めて短期間で完成へと漕ぎ着けた「万年筆ミュージアム」ですが、これに関連したパブリシティを会社のPR効果として見た場合、その媒体数や頻度は私の想定を遥かに上回るものとなりました。雑誌は出版専門誌、ビジネス誌、男性誌、万年筆専門誌、および特定業界誌など非常に多岐にわたり、新聞は主要六紙のうちの一紙と夕刊紙等に掲載されました。そして、発行部数等を考えると一般男性誌の「ゲーテ」で扱われたことが、最もインパクトがあったといえるでしょう。

 それは、本業のビジネスと縁遠いジャンルでありながらも会社のPR活動の一環としては非常に有意義なものとなりました。むしろ、意外なジャンルであるほど話題性としては意味を持つのです。その事実は、この万年筆のみならずブルーベリーでもすでに実証済みなのです。

六本木ヒルズでの展示

 書籍の出版であることを考えると、ビジネス誌の書評(東洋経済)や出版専門誌(出版ニュース)で取り上げられたことが喜ばしいことだったといえるでしょう。また、万年筆専門誌「万年筆スタイル3(ワールドフォトプレス)」では2日間にわたり会社に取材が入り、なんと全12ページのボリュームでレポートされたました。

六本木ヒルズでの展示

ネットの情報力とコミュニケーションのきっかけ

 さらに、各地のビジネス&カルチャーニュースを扱うインターネット情報配信サービス「みん経」の六本木経済新聞ではヘッドラインニュースとして六本木ヒルズ森タワーでの万年筆展示が掲載されました。その反響としては付き合いが希薄になっていたクライアントからの連絡が意外にも多く、ネットでの情報伝播力をあらためて感じたものです。

 と同時に、この事例から多忙な現代社会においては、実際のコミュニケーションへのアクションというものが結果として消極的になってしまうものだと思いました。気持ちの上では積極的なつもりでいながらもコミュニケーションは途切れがちになってしまいます。それには、このような一押ししてくれる何かの「きっかけ」というものが非常に重要なものだと感じました。

ワイナート掲載