有意義な賛否両論「万年筆スタイル3」(ワールドフォトプレス)

未来行き万年筆

 この「万年筆スタイル3」のテーマである「未来行き万年筆」というコンセプトに対して、少々突飛ともいえる私と万年筆との関わりとがうまく合致したのかもしれませんが、最終的に12ページにおよぶ記事が組まれるたことは、まさに想定外のことでした。万年筆スタイル3

 ワールドフォトプレス社からの当初の依頼は、写真掲載のみならず文章までも含めてすべての制作をお願いしたいというものでした。しかし、本業の多忙さや不慣れな大役ということだけでなく、こちらの要望としては取材という形式(パブリシティであること)の方が意味を持つため、最終的に専門のライターの方を加えて頂き2日に渡るインタビュー形式の取材が行われ仕上がりとなったわけです。

万年筆スタイル3

議論のレベルとバリエーション

 この記事については、万年筆に対するかつてないような目線、さらにはビジネスでの「最強のコミュニケーションツール」と捉えるような斬新な位置づけなどから、編集部の方によると賛否両論があったそうです。しかし、そこはさすがプロの出版社および編集者、「実際の売れ行きには全く問題ありません。最終評価は一部の読者ではなくサイレントマジョリティによって行われるものです。」とあっさりおっしゃっていました。

 賛否両論があったということは、話題にすら上らないことよりも有意義なことであり、それはある意味非常にヘルシーなことだと思います。何事においても評価が固定したモノよりも、賛否両論があるモノの方が有意義だといいます。また、私としては、顔の見えないWebのような場ではないところで大激論をしてみたいものです。

 しかし、基本的に自由な個人的見解は尊重すべきものであり、これを「バリエーション」論として捉えるならば、結局どちらが正しいなどという結論は存在しないのだと思います。ただ問題なのは、他人の意見を認められない「レベル」としての低さを露呈する「ノイジーマイノリティ」の存在なのです。