都会で楽しむブルーベリー

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総責任者:渡辺 順司
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研究と評論

信じがたい現実
 日本における一般のブルーベリー苗木マーケットは品種混乱の極みである。
 この写真は、関東のある園芸店で販売されていたブルーベリー苗を撮影したものであるが、この写真を見て、その極めてシニカルなタイトルの意味がわかる人が、どれ程いるだろうか。
 ほとんどの一般の人は、理解不能なはずである。それほど、ブルーベリーの品種を識別し、同定することは難しいのである。さらに、大多数の栽培者や消費者にとっても、ブルーベリーの品種を正確に識別し、同定するなどということ自体が、事実上あまり意味を持たない。たいていの場合は、ブルーベリーはブルーベリーでしかないのである。

 この写真は、故意か過失かは別として、暖地に適するラビットアイ系のウッダードという品種が、寒冷地に適する北部ハイブッシュ系のダローとして販売されている様子を捉えたものである。
 これをブドウにたとえるならば、紫色の巨峰が、黄緑色のマスカットとして販売されているようなものである。また、仮に、これが米であったとするならば、違う品種がコシヒカリとして販売されているようなもので、ニュースにも取り上げられるような大きな問題となっているはずである。

しかし、ブルーベリーにおいては、大した問題になるどころか、生産者も、販売店も、消費者も、そのようなことに気がつくことすら極めて少ないのである。なぜなら、それほどブルーベリーの品種間異差とは微妙であるとともに、一般には、事実上その程度のものとしか捉えられていないからである。
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This is "Woodarrow"!
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