2005年7月1日、日本ブルーベリー協会主催のシンポジウムが府中市で実施された。毎年、各県の産地にて行われるシンポジウムであるが、今回は、その第11回目にあたり、東京が主催地となった。
東京は、大都会であるがゆえに土地問題が最大の課題であり、ブルーベリーの「産地」ということでは、当然、全国では相当な下位に位置付けられることになるはずである。
しかし、東京は
1951年の日本へのブルーベリーの導入以来、東京農工大学をはじめとして、その研究においてはまさに発祥の地といえる。また、その利便性と各種インフラストラクチャの整備の早さなどから、情報発信においては中心地的存在である。
今回は、全国から集まった約500人の参加者に対し、その「東京オリジナリティ」を紹介することに努めた。シンポジウム後の懇親会での意見としては、広大な土地を前提とした多くの産地におけるブルーベリー栽培からすると、六本木ヒルズなど巨大なビルを背景としたブルーベリーとのミスマッチ感などは、想像しがたい世界という感想が多かった。
シンポジウム会場は、幸い高精細なプロジェクターの使用によって、PCによるプレゼンテーションが可能であった。よって、最新の先端技術を駆使して、過去に多くの産地で行われたシンポジウムとは趣を異にする、「東京オリジナルな表現」が実践できたはずだ。 |