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しかし、日本では品種としての確実性のあるスタンレイの親木の存在がどこにも見あたらなかった。すでに21世紀には、ブルーベリー品種の確実性において信頼するに足る日本で数社の苗木生産者のどこにも、その扱いはなかった。
長野にも、茨城にも、京都にもスタンレイを扱っている信頼すべき種苗会社はなかった。昔は、扱っていたとはいうものの、その親木はどこにも存在しなかった。しかし、それはなぜだろうか?。
さらに、東京農工大学をはじめ、関東周辺のブルーベリーで有名な研究機関のどこにも信頼するに足るスタンレイの株は存在しなかった。
にもかかわらず、不思議なことに、品種名がスタンレイとされる苗木の流通が、一般の園芸店やホームセンターでは意外と多く見受けられるのだった。
信頼するに足る苗木生産者や研究機関において、親木の存在が確認できないのだから、実際に市場に流通しているスタンレイの苗木も、その真偽の程は確かではない。そして、まさに、それを裏付けるかのごとく、事実上、日本の一般のブルーベリー苗木マーケットには、関東周辺だけでも形質の違うスタンレイが何種類も存在するのだった。
そして、それらのうちの、一体どれが本物のスタンレイであるのか、あるいはどれでもないのかを決定づける手掛かりなど、全くといっていいほどどこにも存在しなかった。
海外のWeb情報も、品種の同定を前提としたものなどは稀有で、該当品種の熟期、樹勢、樹形、果実のサイズや色などが列挙されているものがせいぜいである。最新の品種ならばともかく、過去の品種については、当然、写真など存在しない上、品種を特定し同定できるような内容の情報などどこにも存在しなかった。
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