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過去の資料から、スタンレイの日本への導入の歴史を紐解くと、最初は農林省特産課によって1952年に2回にわたり導入されている。そして、その試作地には、農研、東北、長野の3地区が記されていた。
その後、スタンレイの品種名が明記された上で導入されているのは、1956年にミシガン州より、京都府立大学に導入された記録があるのみであった。
どちらにせよ、すでに半世紀を経過したかなり古い導入記録ということになる。
それ以後は、種苗会社など民間での導入に期待するしかないが、優良品種が多数開発される中、わざわざ古い品種であるスタンレイを輸入する営利業者が存在するはずもなかった。また、仮に、民間の種苗会社によって、スタンレイが営利目的で導入されているならば、少なくとも現在でも、その品種として継承され、その扱いがあるはずである。
また、後に、品種の正確さを誇る種苗会社が、以前スタンレイを扱っていたにもかかわらず、現在その扱いがないのは、どうも、初期導入されたスタンレイの品種の正確性に自信が持てなかったのではないかと推測される。
以上を総合すると、スタンレイの日本への導入は、古い記録にあるように、この1952年と1956年の計3回のみとするのが妥当であろう。そして、果たして、この3回のうちで、1回、あるいは1本でも本当のスタンレイは、実際に日本に導入されていたのだろうか。
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